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漢方水虫薬「アンカビンミック」は爪水虫に効果があるのか?

アンカビンミック

 

今回は生薬配合の漢方水虫薬「アンカビンミック」に注目してみました。
どこの薬局でも置いてあるわけではないですし、水虫薬の中では結構異質ですよね。

 

 

実はアンカビンミックに目が止まったのは理由があります。
私の父も水虫持ちで、結構重度の水虫でした。
また、母も水虫に感染していました。
そして後に子である私も継承してしまうわけですが。。。

 

 

そんな両親が香港旅行のお土産でもらった漢方水虫薬の効果をすごく評価していたのを覚えていたからです。

 

 

「これ、すごいいいよね!」

 

 

「うん、これすごいわ!」

 

 

そんな両親の会話を覚えていたんです。
匂いが独特でイソジンみたいな色と入れ物。
まさにアンカビンミックはそのイメージとピッタリあったわけです。

 

 

アンカビンミックは爪水虫専用の薬!?

アンカビンミック中身

 

ネットで「アンカビンミック 爪水虫」という検索ワードが表示されたので色々見ていると、どうやらアンカビンミックは爪水虫に効くという口コミが多いようです。
アンカビンミックは爪水虫に有効なのでしょうか。

 

 

正直私は爪水虫と診断された事はないので、自身で証明する術はありません。
ただし、アンカビンミックは爪水虫に特化した水虫治療薬ではありませんから、長年の水虫治療の経験から使用感をレビューさせていただこうと思います。

 

 

まずはアンカビンミックの成分を見てみましょう

 

アンカビンミック成分

ゴマ油抽出エキス・ (シコン・トウキ)/ ジフェンヒドラミン塩酸塩/ミコナゾール硝酸塩/リドカイン/イソプロパノール,ゴマ油,乳酸,ミリスチン酸イソプロピル

 

 

以前「【水虫完治】その治療方法って正しいですか?本気で治したい方へ送る3ステップ」でも解説した内容ですが、水虫を患っていて正しく治療したにも関わらず再発した場合、爪水虫のケアも並行して行わないと完治に至らないと私は考えています。

 

 

そもそも重度の爪水虫は飲み薬でないと完治は難しいでしょう。
ただし、通常の水虫治療においても、浸透性のある抗真菌薬は完治に欠かせないアイテムです。

 

 

ゼフナート

 

 

これを皮膚科で処方される塗布するタイプの爪水虫治療薬「ゼフナート」などで行うと、匂いが非常にきついです。
甘いアルコールの匂いで、家族からかなりのバッシングを受けました。
そこで「アンカビンミック」を代用する事をオススメします。

 

 

アンカビンミックとゼフナート

 

 

ゼフナートと比較してもわかる通り、容器の先端が爪に使用しやすい仕様になっています。爪にチョンチョンと押し付けてあげると、綺麗に爪一面に広がってくれます。

 

 

アンカビンミックは色が付いているので、薬が行き渡っているかどうか目視で確認しやすいです。
塗って少し待つと赤っぽい色から透明に変わっていきます。
白癬菌のいるところだけ赤っぽい色が残るようですが自分の爪ではまだ経験していません。

 

 

これだけで水虫を完治させようとした場合、かなり長丁場になると思います。
しかも、ヤスリなどで爪の表面を削り取りながら気長に塗布し続ける必要があるかと思います。
肝機能の数値で引っかかった方以外は飲み薬で完治を目指した方が良いでしょう。

 

 

アンカビンミックの使用感について

アンカビンミック塗布

 

中身は赤みを帯びた液体です。
白癬菌がいると赤みが残るとの事ですが、私の足ではよく分かりませんね。

 

 

アンカビンミック浸透

 

 

上記のように塗ってしばらくすると透明になりました。
それより漢方独特の匂いがします。
効き目を感じる匂いとも言えますが。

 

 

そして、塗ったらすぐに乾きます。
塗ってすぐに歩けるのは嬉しいですね。
使いやすいです。

 

 

 

アンカビンミックのメリットとデメリットとは?

アンカビンミック判定

 

私なりに感じたアンカビンミックのメリットとデメリットをまとめてみました。

 

 

メリット

  • 痒みに対する効果が高い
  • 爪に使いやすい
  • 色が付いているので塗りこぼしがない

 

 

デメリット

  • 置いていない薬局が多い
  • 漢方特有の匂いがする(ただしあまり尾を引かない)
  • 色が付いているので、白い靴下白いタオルは避けないといけない

 

 

個人的には水虫完治に向け、爪周りの白癬菌対策に併用するのにオススメですかね。また、痒みが酷い時にチョンチョンするのもオススメですよ^^