ベビーフットFOR MENは水虫に効くのか!?
今回は「ベビーフット」に注目してみました。
元から存在は知っていたんですけどね。
ベビーフットのFOR MENなるものがリリースされていたので、即買いしてみました。
ネットで検索していると「ベビーフット 水虫」なんていうキーワードがよく検索されているようですが、そもそもベビーフットは古い角質層が剥がれ落ちるのを促進させるアイテムです。
なのに何故水虫に効くという口コミが多いのでしょうか。
薬事法なんかの絡みで謳える効果と謳えない効果がシビアになった背景もあるようですが、元々ベビーフットは水虫対策のアイテムとして世にリリースされた背景があるようです。
したがって、一気に水虫ケアのアイテムとして認知されていったわけですね。
私なりにベビーフットを使用して、その効果や注意点をまとめてレビューしていきたいと思います。
で、結局のところ「ベビーフット」は水虫に効くの?
お決まりの結論からのコーナーです。
「ベビーフットは水虫に効くのか?」
答えはNOです。
残念ながら効果は実感出来ませんでした。
ただ、今回もわたしなりに有効な活用法を見つけました。
使い方のコツなんかも含め、シェアさせていただきますね^^
で、実際に「ベビーフット」を使用してみてどうたったの?
正直水虫の症状が緩和する事はありませんでした。
ベビーフットの水虫へのアプローチって、木酢液や竹酢液に近いものがあります。足のピーリングのようなものですね。
角質層を剥離させ、ターンオーバーを加速させるわけです。
ベビーフットの良いところは、とても爽やかな香りである事です。
フルーツ酸を使用している為、フルーティーな香りで刺激臭がほとんどありません。
木酢液や竹酢液は臭気がものすごいですし、数日間それが続きます。
また、爪を中心に赤茶な状態が続く期間があり、人前で素足になれません。
使用感は良いですが、その効果はどうなのでしょうか。
確かに理屈上は足の表面の角質層にいる白癬菌を一層する事は出来るでしょう。
ただし、その奥に住み着いている白癬菌には効果が期待出来ません。
つまり水虫完治の決め手とは成り得ないわけです。
水虫に感染して間がない方であれば治ってしまう事もあるでしょうから、ベビーフットで水虫が治ったという方の口コミを事実かとは思います。
ただし、完治したと思われた水虫が翌年に再発したような方は、ベビーフットで水虫を完治させるのは難しいでしょう。
でも、足がキレイになったり、足の臭いの元を絶ったり出来るというメリットは見逃せません。
ベビーフットのメリットとデメリットをシェア
では、ベビーフットのメリットとデメリットをざっくりまとめていきましょう。
メリット
- 足がキレイになる
- 足の臭いが緩和する
- 使用感がとても良い
デメリット
- 使用後は一時的に足がボロボロな見た目になる
- 水虫持ちが使用すると、白癬菌をバラまいてしまう恐れがある
私の中でベビーフットは使えるアイテムと結論づけました。
表面の角質を剥離し、通常水虫薬が届かない部分に薬を塗布できるという点は見逃せません。
また、水虫により角質が厚くなり、足が汚くなっている方が綺麗な外観を取り戻すのにも有効です。
剥離させてから、水虫薬を使用する事で足の見た目は見違える事でしょう。
3ヶ月または1年に1度は1ベビーフットで角質ケア。
ケア後に水虫薬を塗る事で水虫薬の効果を高める。
平行して爪に白癬菌が潜んでいる可能性を視野に入れ爪の水虫薬も併用する。
我ながらかなり完璧な水虫完治プランかと思います^^
是非参考にしてみて下さいね。
ベビーフットの使い方を紹介
まずは中身を取り出すと、左上がパッチテスト用のジェル。
その下がジェル内蔵のソックス型の袋を固定する為のシール。
右側がソックス型の袋本体。
本体を取り出すと靴の形をした袋が入ってます。
既にこの中にジェルがあるので、履き口の切り取り線に沿ってハサミでカットします。
この時手にジェルが付きますので、ティッシュなど拭けるものを用意しておきましょう。
ちなみに、FOR MENと通常のベビーフットの差はこの袋のサイズのみです。
メンズ向けに大きくなっています。
あと、Baby Footの文字が赤字ではなく、黒字ですね^^
足を挿入するとこんな感じです。
袋の中で足がヌルヌル滑るので歩きにくいです。
袋が脱げないように付属のテープで固定しましょう。
60分も動けないのは厳しいので、歩きやすくて脱げにくくする為に上から靴下を履いちゃいました^^
これで快適に60分を過ごせます。
ベビーフット使用後3日目
中々皮が剥けてこないので不安になっていましたが、3日目にしてようやく皮が剥けてきました。
放っておけばよいものを、楽しくなって少しピリピリ皮を剥いちゃいました。。。
ベビーフット使用後4日目
4日目には、側面の皮も剥けてきました。
ベビーフット使用後5日目
そして5日目。
シールのように皮が剥けます^^
これ癖になりますね。
しかも、皮が剥けた後の肌が綺麗でテンションがあがります!
ベビーフットで綺麗に皮を剥くコツ
ベビーフットを使った皮剥けの種類ですが、色々あるんですね。
ズル剥けを目指していましたが、ボロボロ剥けとボロ剥けの中間位になりました。
私は面倒になって写真撮影を怠りましたが、私の場合は1週間程度ですべての皮が剥けました。
また3ヶ月後にでも再トライしてみようと思います。
ただ、やってみて思うコツみたいなものがありますので、シェアさせていただきます。
まず、ベビーフットに足を浸ける前に、フットバスなどで足の皮をふやかしておくと良いでしょう。
フルーツ酸が足に浸透しやすくなり、より角質の剥離が加速するものと思われます。
私はそこまで出来ませんでしたが、ジェルに60分漬けた後、足皮の靴下を履いているかのように、足の本体と皮が分離している事が感触で理解出来ました。
味わった事のない変な感触です。
第二のコツですが、好奇心に負けず、自然に皮が剥けてくるのを待つ事です。
人間の本能かのように、皮を剥いてしまいたい衝動にかられます。
まるでプチプチを渡されたのに、潰してはいけないといわれているような感じです。
この2点を守ってズル剥けを目指しましょう。
ベビーフットの注意点とは!?
足の皮、つまり角質層ですね。
この剥離した角質層ですが、バラバラ部分的に剥けてしまったり、粉剥けになると、白癬菌を部屋中にバラまいているのと同じです。
家族に水虫を移さない為にも、室内では通気性の高い靴下を履くようにしましょう。
家族感染もそうですが、自分で自分の白癬菌を踏んでエンドレスループという事も考えられます。
こまめに掃除機がけを心がけましょう。
また、皮が剥けてきたら、無理に剥がすのではなく、手で少しサポートして剥き切るというシーンが出てきます。
角質層が散らからない様に、袋を準備してその中で行いましょう。
さらに、注意事項があります。
それは、角質層が剥がれ落ち、普段は中に隠れている皮膚が露出しています。
薬の効き目が倍増するメリットと同時に、白癬菌に感染して水虫になりやすい状態とも言えます。
自身の角質層を踏んで再発したり、または治療中に他人の白癬菌を踏んで悪化という事も考えられます。
ピーリング直後の足は無防備で乾燥しやすいです。
しっかり保湿をして薬を塗布しましょう^^